特定技能の外国人、地方定着へ支援 厚労省【日本経済新聞】

特定技能の外国人、地方定着へ支援 厚労省【日本経済新聞】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49755550S9A910C1CR8000/

■登録支援機関.comコメント■
特定技能の外国人が、賃金水準の高い都市部へ集中するのではないか? この問題は制度が明らかになった当初から指摘されてきました。
これに対し、各分野の協議会による調整や地方自治体への支援といった施策が考えられているほか、入管庁の説明資料には「地方で就労することのメリット」として物価が安いことや職住近接といったこともPRされています。
各省庁の来年度予算概算要求も活発化している中、今回の内容もその一環や延長線上とみられますが、果たしてどこまで実効性があるのか「蓋を開けてみないとわからない」ところも否めません。
ただし、傾向ととしては都市部はサービス業中心、地方は製造業・農業漁業中心ということは明らかでしょう(介護は都市部も地方も)。
そして、転職は基本的に同じ分野(製造業などはさらに細かく区分け)となり他分野への転職には試験合格というハードルがあるため、分野間の転職が大半と考えれます。
したがって、同分野における都市部間や地方間の差となってくるものと思われます。